昨対割れしたのは、これまでで一度だけ!

はんこ屋さん21上大岡店のオーナー高野様は、実家が商売を営んでいた影響で、物心ついた時から独立を夢見ていました。大手飲食店で働いていた際も、社内独立を考えましたが、そのチャンスを得ることができず、脱サラを決意しました。
上大岡店を開店してから17年間、成長を続けており、その活躍はテレビ番組でも特集されるほどです。今回は、そんな「脱サラの成功者」に成功の秘訣を伺いました。

はんこ屋さん21を選んだ理由

単価や原価率、コストのバランスが絶妙!

サラリーマン時代から新規事業に取り組みたいと考えていた私は、フランチャイズ系の媒体を分析していました。はんこ屋さん21は、初めて始めるには平均単価や減価率、コストのバランスが取りやすいビジネスです。同業他社も調査しましたが、本部の利益が優先されるフランチャイズとは異なり、ロイヤリティが固定で、「オーナーと一緒に成長していこう」という姿勢が強く感じられました。

独立・起業までの苦労

「立地は重要」

私は「立地条件が明暗を分ける」と考えており、納得できる物件が見つかるまで半年以上かけました。上大岡に関しても、駅前や店舗前で交通量調査を行い、約1ヶ月間、先輩オーナーにお願いして店の流れをアルバイトとして見学しました。正直、アルバイトでの繋ぎは大変でしたが、同じ条件で展開するなら、少しでも有利な条件を得たかったのです。

現在のやりがいと今後について

顧客のほとんどがリピーター!

開業当初は土地勘がなかったため、はんこ屋さん21の赤いエプロンをつけて近所のお店に飲みに行き、顔を覚えてもらう努力もしました。恥ずかしい思いもしましたが、それが受注につながることもありました。
独立開業に際して、はんこを作るお客様や新店舗のオープンに携わることも多く、ビジネスの話を聞くことで、自分のことのように感じられます。自分が手がけた看板を街中で見ることができるのは、本当に嬉しいです。

18年目を迎え、将来のあり方を模索中!

上大岡店は13年目を迎え、過去に一度だけ売上が下がったことがありますが、安定した成長を続けています。この状態を維持し、さらに売上を伸ばすことが今後の課題です。現在は夫婦二人で小規模企業や個人事業主を対象に展開していますが、今後は人を雇ったり、店舗を増やすことも検討しています。そのためには、多店舗展開のノウハウも必要ですので、他のオーナーからアドバイスをもらうつもりです。